第3回緊急集会を開きます。
「宅野の自然と生活環境を守る会」では、
2009年1月8日午後7時30分よりからしま会館(大田市仁摩町宅野)で
宅野住民およびこの問題に関心を持たれる方を対象とした緊急集会を開催します。
仁摩町宅野は、全戸数273戸、住民662人(H19.12月現在)という
小さな町ですが、かつて石見銀山が栄えた頃には、
たたら製鉄も営まれ、北前舟による商いでたいへん賑わった町です。
また、信仰深い住民によって支えられた寺社が、この小さな町には5ヵ所もあります。
その宅野仏教会(会長:龍野清閑/龍善寺)においても、
今回のゴミ処分場建設計画は、宅野の将来に関わる重大な問題であると受け止め、
このたびの緊急集会で異例のコメントを発表いたします。
「宅野の自然と生活環境を守る会」緊急集会
とき:2009年1月8日(木) 19;30から
ばしょ:からしま会館(大田市仁摩町宅野)
主催:「宅野の自然と生活環境を守る会」 会長 山上光俊
以下、プレスリリースからの抜粋です。
不燃ゴミの新最終処分場建設については、2008年8月の時点で大田市は市議会の
特別委員会にて、最終候補地として「大田市仁摩町宅野」を選定しました。
しかしながら、大田市から地元住民への説明があったのは、それから3ヵ月後の11月8日
が第1回目。12月14日には第2回の説明会を開催するものの、住民が納得できるような
十分な説明もないまま、2009年度には現地への地質調査に入る予定で計画を進めようと
しています。
ゴミ処分場か稼動した際の環境への影響もさることながら、年間9600台ものゴミ運搬車が
宅野の生活道路を行き来することの生活への影響を、宅野住民には十分に知らせないまま、
市議会での候補地選定だけで計画を進めようとするのは、まったく住民を無視したやり方で
あるといわざるをえません。
行政の利便性だけを優先させ、環境汚染が危ぶまれる海や住宅密集地に近接した場所
(海から100m、人家から僅か300m)に、ゴミ処分場を建設することはあってはならない
ことです。
宅野の住民有志はこのことを重視し、2008年12月に「宅野の自然と生活環境を守る会
(会長:山上光俊)」を発足させ、ゴミ処分場建設に関する正確な情報提供と、大田市への
十分な説明を求めるための請願署名を集める活動をはじめました。
プレスリリースのダウンロードはこちら。20090106_pressrelease.pdf