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2009年1月10日

「ごみ処分場反対署名活動強化へ」(H21.01.10 読売新聞)

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■H21年1月10日 読売新聞
ごみ処分場反対
署名活動強化へ

大田・宅野の住民

大田市が2013年度の供用開始を目指す新しい不燃性ゴミ処分場を巡り、
予定地の同市仁摩町宅野の住民が「宅野の自然と生活環境を守る会」
(代表、山上光俊・向西寺住職)を結成し、8日夜に集会を開いた。
守る会では、計画を進めないよう市に求めていくため、昨年末から始めた
署名活動を強化することを確認した。

大田市の不燃物ごみは、静間町、仁摩町仁万、温泉津町湯里の計3か所
で埋め立てられているが、10年末にも容量を超える可能性がある。
昨年8月、市が絞り込んだ5候補の中から、大田市議会の新不燃物処分場
用地選定検討特別委員会(議長を除く22人)が、宅野地区の山林と農地の
一帯約4.7ヘクタールを選定。これを受けて市は9月、最終候補地に決め、
住民説明会を2回開いた。

約20人が参加した集会では、山上代表が「建設予定地は、民家から300
メートルしか離れていないうえ、完成すれば、年間9600台のごみ運搬車両
が通るようになり、生活環境が脅かされる」などと訴えた。

守る会は12月23日に発足し、住民や地権者の完全な同意が得られるまで
計画を進めないことを求めた署名活動を始め、これまでに地区住民の過半
数の357人分を集めた。今後は、住民のほか、地区出身者へも署名を呼び
かけ、市に提出する方針。

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