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2009年1月16日

「住民は賛否両論」 (H21.01.16 山陰中央新報)

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■平成21年1月16日 山陰中央新報
大田の不燃物処分場計画
住民は賛否両論
説明会
市側、理解求める


大田市仁摩町宅野を候補地とした新不燃物処分場計画について同市は
十四日夜、宅野のからしま会館で住民説明会を開き、施設の安全性や必
要性を挙げて事業着手に理解を求めた。
出席した住民六十人からは、生活環境への影響を懸念する反対と、市全
体を考え妥当とする賛成双方の意見が出された。
計画の白紙撤回を求める「宅野の自然と生活環境を守る会」(山上光俊代
表)が、市に提出した質問と要望に回答する目的で開催した。

説明会で蓮花副市長は「住民の心配に対し全力で対応し説明したい」と強
調。市衛生処理場の林能伸場長が、新処理場は屋根を付けるため埋立物
は飛散せず、散水で有毒ガスの発生源を洗い流すなどと仕組みを説明。
「住民に迷惑をかけない管理ができる」とした。

参加者からは、他の候補地選定を求める意見があった一方、宅野地区が市
の中央部で国道9号に近いことから計画を妥当とする声が上がった。昨年の
住民説明会が市の候補地決定から二カ月後となり「住民軽視」との批判には、
林場長が「おわびしたい」と謝罪した。

守る会では白紙撤回の姿勢を変えず、選定に関する市議会の議事録などの
公開を市に求める。山上代表は「より良い選択に向け賛成の人とも話したい。
市が話し合う姿勢を見せたことは評価するが、回答はどうしても宅野に施設
を造るための作文」と話した。

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コメント

9号線の近く、市の中央部などは、建設側の選定理由ですが、イコール「今の建設地しかない」事にはつながりません。「住民軽視」への謝罪があったとのことです。さらに住民側の意見を取り入れ、現候補地にこだわらない、包括的なよりよい選択をして頂きたいです。