「ごみ処分場中止 市議会に要望書」 (H21.01.28 読売新聞)
■平成21年1月28日 読売新聞
ごみ処分場中止 市議会に要望書
大田の住民団体
大田市仁摩町宅野に建設予定の不燃性ごみ処分場に反対する住民
グループ「宅野の自然と生活環境を守る会」(山上光俊代表)が27日、
同市議会の石原安明議長に、計画中止などを求めた要望書を提出し
た。
山上代表は「決定済みの事業方針、事業計画の一方的な説得活動で
は、住民の合意は得られない」として、住民の合意を得ずに測量調査
や地質調査、生活環境影響評価調査などを行わないことや、関連する
議案が市から提出されても可決しないことなどを求めた。
これに対し石原議長は、市議会検討委が五つの建設候補地から宅野
地区を選んだ経緯を踏まえ、「議会としては慎重審議をして市に意見
具申したが、もう少し議論を続ければ良かったかも知れない」と答えた。
さらに報道陣に対しては、「2月にも、どのように解決をすべきか議会
運営委員会に諮りたい」と述べた。