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2009年1月29日

「住民交え検討委設置を」 (H21.01.28 山陰中央新報)

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■平成21年1月28日 山陰中央新報
新不燃物処分場計画
住民交え検討委設置を
地元団体
大田市議会に撤回要望

大田市仁摩町宅野を最終候補地とした同市の新不燃物処分場
建設計画の白紙撤回を求める「宅野の自然と生活環境を守る会」
は二十七日、石原安明市議会議長に計画を中止し、住民と学識
経験者を交えた検討委員会を設け選定を見直すよう、要望した。
石原議長は二月に議会運営委員会を開き対応を図る方針を示し
た。

計画をめぐっては昨年八月、市議会の新不燃物処分用地選定検
討特別委員会が、交通の利便性などから候補地五カ所を評価し、
宅野の海岸部が望ましいと判断。意見を受け、市が正式決定し
九月に市議会に報告した。ただ、住民説明は十一月と十二月にな
った。

大田市の大田市役所を訪れた同会の山上光俊代表は▽選定見直
し▽住民合意を得ずに測量調査、地質調査などに入らない▽関係
予算案を可決しない-などを求めた要望書を石原議長に手渡した。

山上代表は「市の決定プロセスで住民の意見を聞いていないのが
問題。さかのぼって考えるべきだ」と要請した。

終了後、石原議長は「市民にさまざまな反響を呼び、議会として静観
しておれない」と説明。特別委を三回開き意見をまとめたことについ
て「議論する機会が少なかったことに問題があったかもしれない」と
の認識を示した。

同会は、市の情報公開条例に基づき計画に関する市議会の議事録
などを入手。昨年九月の同議会全員協議会で、複数の議員が候補
地決定にあたり地域との事前協議や住民の合意形成の必要性を市
に指摘した発言内容も文書にし議長に提出した。


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市議会議長に手渡した文書をダウンロードできます

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