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2009年1月24日

論点のすり替え

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竹腰大田市長は、501人の請願署名に対して、
「引き続き誠意を持ってご説明をしてまいりたい」と回答しました。


宅野住民は、
「何故、当の住民が知らないうちに宅野が最終候補地となったのか」
そのことについて説明してくださいと言っているのに、

大田市は、
「宅野に決定済みのゴミ処分場建設計画」
について一方的な説得活動を続けようとしています。


この論点のすり替えはどうしたことでしょうか。


住民の生活環境に大きな影響を及ぼす大規模なゴミ処分場建設
に関して、

1.住民や学識経験者をまじえずに、行政だけで一方的な
  候補地選定がなされたこと

2.宅野での建設ありきで現地説明会が行われていること

そのことが今問題となっているのです。


あらかじめ決定済みの事業方針・事業計画の一方的な説得活動
をいくら続けても、住民の合意は得られません。

今後は、この計画をいったん白紙に戻した上で、新たなゴミ処分場
を建設することの是非や、大田市が抱えるゴミ問題全般に関して、
市と住民、そして学識経験者をまじえた協働の意思決定プロセスに
おいて、真剣に話し合っていくことが重要だと考えます。

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