遮水シート、新たに穴17か所
2009年2月24日の読売新聞によると、
東出雲町の一般廃棄物埋め立て処分場で遮水シートに穴が開いていたこ
とが分かった。
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遮水シート、新たに穴17か所
東出雲町ごみ処分場
(2009年2月24日読売新聞)
東出雲町が管理する埋め立て処分場「姫津クリーンセンター」の遮水シート
(厚さ約1・5ミリ)が破れた事故で、のり面のシートに新たに17か所の穴が
開いていたことが23日、分かった。町は同じ素材を溶接するなど補修を終
えている。
町によると、穴は町が委託した業者の調査で見つかった。調査や焼却処分
の委託、補修費は計約2400万円かかった。
町は、2月末までには布などで遮水シートを覆って完全復旧させ、3月に住
民説明会を開いた後、4月から運用を再開したいとしている。
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この埋め立て処分場では、昨年も汚水が流出する事故があり、補修がおこ
なわれていました。
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姫津クリーンセンター:汚水流出防ぐ仮工事
東出雲町の一般廃棄物埋め立て処分場「姫津クリーンセンター」で遮水シー
トと集水管が破損し汚水が流出していた問題で、町は30日、破損したシート
部分の仮復旧工事を開始。当面の間、廃棄物の処理は民間業者に委託する
が、再開時期は未定。工事では、汚水を取り除き、シートがあった部分に粘土
質の土を敷き詰め、その上からモルタルを吹き付け汚水の浸透を防ぐ。
31日までに仮復旧を完了する予定。町の説明では、9月4日に調査を委託し
ている日本環境衛生センターが施設全体で汚水の流出がないか調査し、県
廃棄物対策課や保健所などの助言を受けながら本復旧に取りかかる。
(2008年8月31日 毎日新聞)
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同処分場が処理しているのはビンや缶、プラスチックなどの不燃ごみとのこと。
市が安心・安全という「遮水シート」も、事情をよく知る関係者の認識はまったく
異なる。
こんなものを集落のそばに、海のそばに作ってはいけないのだ。
住民には全く知らせないように事業計画を立て、すべてのお膳立てを整えた後
で、嘘の説明を繰り返し、有無を言わさず建設しようとする。
こんな、住民を馬鹿にした市政がどこにあるか。