きょうから新不燃物処分場の説明会 (H21.02.04 山陰中央新報)
■平成21年2月4日 山陰中央新報
きょうから新不燃物
処分場の住民説明会
大田市が7会場で
大田市仁摩町宅野を候補地としたことに反対運動が起きている
新不燃物処分場建設計画について、同市は四日から十三日まで、
地区内七会館で住民説明会を開き、計画への理解を訴える。
計画をめぐって、住民でつくる「宅野の自然と生活環境を守る会」
が「施設が暮らしに悪影響を与える」「住民軽視で進められた」と
して白紙撤回を主張。市が住民に対する説明責任を果たし、住民
の同意が得られるまで事業を進めないよう求める五百一人分の
署名を集め一月二十日、竹腰創一市長に提出した。
住民説明会は、初回の会場が大原自治会館で、他の六回はから
しま会館。地区内に十四の自治会があり、二つの自治会ごとに開
く。同市市民生活部の白坏正道次長は「地元の同意を得ないと事
業を進められない。署名を重く受け止め誠心誠意説明したい」と
話す。
一方、宅野の自然と生活環境を守る会は二日、市が同会との協議
なしに説明会の開催を周知したことに対する抗議文を竹腰市長あ
てに提出した。