14人全員が建設賛成 (H21.03.21 山陰中央新報)
■平成21年3月21日 山陰中央新報
大田・新不燃物処分場計画
14人全員が建設賛成
自治会長会
任期切れ迫り採決
大田市仁摩町宅野を候補地とする同市の新不燃物処分場建設計画
について、宅野地区自治会長会は二十日、同地区のからしま会館で
会合を開き、採決の結果、出席した十四人全員が建設に賛成し、同
市に伝えた。
会合は非公開で開催。終了後、同会の藤間照治会長(65)によると、
十四地区のうち、十三地区の自治会長と代理人一人が出席。建設計
画をめぐっては地区内に賛否両論がある中、自治会長の任期が三月
末に迫っており、「問題を長引かせて新たなメンバーに申し送ることは
できない」「決着をつけるべきだ」などの意見が大勢を占め、採決した、
という。
藤間会長は「市が住民説明会で説明したように全国に誇れる施設とし、
工事の際に安全に十分配慮し、運営に住民が参加するよう、きちんと
してほしい。それが賛成の条件となる」と話した。