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2009年8月29日

大田市の進め方に、市議からも疑義。(H21.08.06 山陰中央新報)

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■平成21年8月6日 山陰中央新報
反対地権者への説得
太田市長に申し入れ
処分場問題で共産党


大田市仁摩町宅野地区を候補地とした同市の新不燃物処分場
建設計画で、日本共産党大田市委員会(委員長・福田佳代子大
田市議)は5日、竹腰創一太田市長に、反対地権者への説得推
進を要請した上で、それでも困難な場合は候補地の再選定など
を求める申し入れ書を提出した。

申し入れ書は、同市議会の福田、大西修両市議(ともに共産党)
が提出。内容では、反対地権者にさらなる誠意をもって説得に当
たることを要請。現在稼動している不燃物処分場が3、4年のうち
に満杯になる状況から、説得が困難な場合は宅野地区での建設
計画を中止し、新たな候補地選定の実施を求めている。

福田市議は「説得が無理なら候補地の再選定も考えないと事業
は進まない」とし、「関係者の合意を得ずに今後、関係予算案が
出される場合は賛成は難しい」とした。

市は、7月から候補地の用地測量や環境影響評価調査を進める
一方、反対地権者への説得をしている。両市議は5月の臨時市議
会で、新不燃物処分場建設計画の整備事業費を含む2009年度
一般会計補正予算には賛成している。

 

過ちては則ち改むるに憚ることなかれ。

いったんは37億円の事業予算成立に加わったものの、暴走する
竹腰大田市政に、あえて疑義の申し入れをされた市議の勇気は
賞賛に値するものです。

一方で地質調査を進めながら、他方で地権者に協力を要請する
ような行為は、住民および地権者に対して、実力行使をともなう
脅迫のようなものであり、断じてこれに応じることはできません。

大田市は、市議の申し入れを真摯に受け止め、宅野地区での計画
のゴリ押しによる、これ以上の税金のむだ遣いをすぐにでもやめる
よう、あらためて求めます。

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