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2009年8月 5日

地権者の気持ち

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地権者の中には、宅野を出て県外に在住の方もおられます。
宅野を離れて状況がつかめない方もおられますが、新聞報道やこのブログを
見て、大田市の強引な進め方に不信感を持たれる方が多いのも事実です。

大田市はどうしてもこの37億円の計画を進めたいようで、測量等調査のための
「私有地への立ち入りの承諾書」を持って地権者宅を戸別訪問しています。
反対する地権者には、元町議や市議など関係性をたどり、菓子折りや果物かご
などを持たせて、前時代的な説得工作に躍起になっているようです。

こんな行政しか持てない市民であることは、本当に恥ずかしい気がします。

私たち宅野住民および地権者有志は、断固としてこの計画に反対します。

これを読まれた宅野および市外・県外在住の地権者の方は、どうぞ
「承諾書」への押印を拒んでください。
いつまでも自然が残る、素晴らしい宅野の町を、勇気ある力をあわせ
て、今のきれいなままで存続させようではありませんか。

私たちが反対する限り、この計画は実現しないのですから。

 

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建設予定地の一角には、
住民の間で古くから言い伝えられている「旅僧の墓」があります。
そこには見過ごしてしまいそうな小さな墓石があるだけですが、
心ある方により、これまでも線香が供えられていました。

昔はこの地でたくさんの田や畑が作られ、宅野の住民の生活が
支えられておりました。
全国を行脚し、旅に疲れた僧は、おそらくその田畑の風景に心を
和ませ、ここに腰を下ろしたまま息絶えたのでしょう。
住民はその場所に小さな墓石を置き、旅の僧を弔いました。

そんなエピソードが代々言い伝えられてきたのです。
そのことを知る住民は、誰もがその路傍の石に手を合わせてそこ
を通ります。

大田市は地権者らからそういったヒアリングなど一切することなく、
まったく一方的に、「ゴミ処分場用地」としてこの地を選定しました。
地権者には、全ての計画が決まり、37億円もの予算を議会で可決
させた後に、ただ「承諾書」への押印を迫るやり方でこの事業を進
めてきました。

代々引き継がれてきた住民のやさしい心遣いを知ろうともせず、聞
こうともせず、ただただ机上の計画を推進するために、墓所をも蹂躙
するような進め方をする大田市・竹腰市政には、まったく納得がいき
ません。

こうした行政の暴挙に抗議する気持を添えて、このたびその墓石に
きちんとした墓標と卒塔婆を立てました。
8月4日には地権者有志でお経をあげ、あらためて亡き旅僧を偲ぶ
供養をさせていただきました。


また、地権者有志の「戸別訪問お断り」を伝える5月20日の申入れに
もかかわらず 、白坏市民生活部次長ならびに槇坂衛生処理場長の
2名が、測量調査等での私有地への立ち入り承諾書を持参して度々
地権者宅を訪問しています。
その際、受け取りを拒否した地権者にも無理やり文書を押し付けたり、
不在者宅には玄関先に文書を放置するなど、住民の感情を逆撫です
るような行為を平気で行っています。

こうして住民の声を聞こうとしない大田市長宛に、これで何度目かの
抗議文を提出しました。提出した抗議文はこちら

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