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2009年9月26日

対策費の名目で市税を浪費!

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大田市は、今年度の第5次補正予算に「新不燃物処分場対策費」として、
約6400万円を注ぎ込もうとしています。

約6400万円の内訳は以下のとおりです。

1.宅野町づくりセンターの改修 115万円
  (ガラス及び納戸の修繕、暖房器具等の購入)
2.猛鬼海岸漂着ごみの収集・運搬・処理 150万円
  (仮設道路の設置)
3.五十猛町赤井自治会館の整備に対する補助 70万円
  (ガードパイプ及び掲示板設置等)
4.周辺地域の道路改良等の環境整備 5700万円
  (道路改良4路線、側溝蓋設置1路線、道路照明灯2路線、河川改修1路線
   市道白線引き39路線)
5.伝統芸能伝承館の修繕及び宅野地区運動場の整備 360万円
  (入り口ドア・網戸及びトイレ等の修繕、駐車場及び遊具の整備)


この内訳を見て、驚かれる方も多いのではないでしょうか。
何故これが「対策費」になるのでしょうか。

それは、宅野自治会町会の計画の「同意書」とひきかえに、
市側が当時の自治会長から無理やり引き出した「要望書」がもとになっています。
実は、これを交換条件と勝手に解釈した、前倒しの実績づくりに過ぎないのです。
こんなことまでして、大田市は計画を強行するつもりです。

しかし、この「要望書」が、そもそも宅野住民にはまったく知らされずに
作成されたものであることは、既に市議会議長に報告してあるとおりです。
※「市議会議長への報告」の詳細はこちら


私たち宅野住民は、こんな建物や道路の補修と引き換えに、
先人たちから引き継がれた豊かな自然と生活環境を捨てるつもりはありません。

むしろ、こんなかたちで市税が費やされることに怒りを感じます。

ここに使われる約6400万円は、言うまでもなく市民の血税です。
しかも、経理上はこれが「清掃費(塵埃処理施設費)」として扱われ、
市民の目には隠されて計上されるのです。


こんな茶番がまかりとおる市政を、大田市民は決して許してはいけません。