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2011年2月26日

基準超すダイオキシン (H23.02.25 中国新聞)

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平成23年2月25日 中国新聞 
基準超すダイオキシン

付近の河川
最大6.9倍
反対派、市長に質問状


大田市が仁摩町宅野で新年度着工予定の不燃物処分場をめぐり、
予定地付近の河川で環境基準の最大6.9倍のダイオキシンが検出
されたことが市の環境影響評価の報告書で分かった。建設反対の
住民団体は25日、調査と説明を求める公開質問状を竹腰創一市
長に手渡した。

報告書によると、2009年10月と10年7月に計4カ所の小河川での
調査で、ダイオキシンが1リットル当たり1ピコグラム以下とする国
の水質基準に対し、6.9~0.95ピコグラムを検出。09年10月の調査
では、2カ所の土壌中で鉛やヒ素が基準の2.8~1.1倍だった。

市が「農薬の影響ではないか」とみる一方、住民団体「宅野の自然
と生活環境を守る会」は、「予定地で以前相次いだ家電製品などの
不法投棄も汚染の一因では」と推測する。

同会は「環境が元から汚染されていては、処分場で事故があって
も汚染源を特定できない。建設場所として不適」と指摘。市に計画
中断と不法投棄の有無の調査、市民への事実の公表を求めた。

同会は専門家の見解を基に、市が固い岩盤と主張する予定地の
基礎地盤のボーリング断面に亀裂や風化が見られる▽設計変更
後の予定地内で1カ所しかボーリング結果が出ていない---などの
点も指摘している。

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