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2011年8月 4日

大田市が、処分場建設の着工を延期。

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平成23年8月4日 山陰中央新報
14年4月頃開始
大田市が見通し示す

 
大田市仁摩町宅野地区の新不燃物処分場建設計画で、同市は3日、
処分場の供用開始が、当初計画から1年遅れとなる「2014年4月頃」
とのスケジュールを、市議会全員協議会で示した。

処分場は、総容量5万立方メートルの屋根付きピット1基で、長さ105m、
幅40m、深さ14m。

市は当初、13年4月の供用開始を目指していたが、昨年9月、建設
位置変更に伴い同年10月に変更。その後生活環境影響調査などに
手間取り、さらに半年遅れるという。着工は12年4月。

全協では建設計画に反対する住民団体の指摘を受けて追加実施して
いる建設候補地内の土壌、水質調査の中間報告もあり、市は、ヒ素、
鉛、ダイオキシンとも、現段階でいずれも環境基準値を下回っていると
説明した。


 
何故、大田市は事実を曲げて伝えようとするのでしょうか。

全協の配布資料においても、
「ボーリングコア分析から、ヒ素(0.029mg/リットル)、鉛(0.015mg/リットル)
が検出された(いずれも環境基準は0.01)」とあります。
また、ダイオキシン類に関しても、検査した3カ所のうち、2カ所で、
「SR-1で、2.1pg-TEQ/リットル、SR-2で、2.3pg-TEQ/リットルが検出され
た(いずれも基準値は1pg-TEQ/リットル以下)」とあります。

また、ダイオキシンについては、濁水成分に付着したダイオキシン類をろ過
して計測したら、基準値以下となった、と報告しています。
実際に検出されているダイオキシンを、ろ過して取り除いて、再び測り直した
ら基準値以下となりました、というインチキは、まるで子どもだましのようです。

さらに、なぜ重金属類やダイオキシン類が検出されるのかの説明がない。
ダイオキシン類が検出されている以上、人為的な行為(不法投棄)があった
ことは明白です。重金属類もその埋立物からの溶出と考えるのが妥当です。

不法投棄から溶出された有害物質は、伏流水によって海に垂れ流しの状態
になっています。このままでは、魚介類への深刻な影響が考えられます。
これを放置したままにして、原因物質を除去することなく、強行に計画を進め
ようとするのは、やっぱりいけないことです。

ダイオキシンや重金属に汚染された魚介類を食べたいとのぞむ人は誰もいま
せん。海の汚染の是非は、市の判断なんかで決められるものじゃない。

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