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2011年10月21日

見せかけの市民参加

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都市計画案に対する意見公述の会というものがありました。

これはそもそも、住民の意見を都市計画案に反映させるために開く
趣旨のものですが、大田市はこうした会を自ら特別に設けていなが
ら、まったくそのことを理解していないかのようです。

公告・縦覧に供される都市計画案は、前述のあらかじめ準備された
2ページのみだと断言。市民の意見を反映させるつもりは当初から
まったくないのです。

なのに何故このような意見公述の会を設けるのか。それは、市民の
声を聞く機会を持ちました、という実績づくりのための見せかけだと
いうことが明白です。マニュアルどおりの形式的な手続きを踏んだに
過ぎないということです。

また、市民が公述した意見については、会の最後にあらかじめ用意
していた通り一遍の「市の見解」を述べて、終わらせようと画策して
いたようです。あまりにも市民を馬鹿にしたやり口ですので、せめて
きちんとした資料を添えて、文書で回答するようにと要求しました。


わずか4万人にも満たない田舎町で、ただでさえ少子高齢化が進み、
若者が町を見捨てる状況であるというのに、大田市政のこの腐った
体質はいったい何でしょうか。

まったく、あきれてものがいえません。