島根県大田市仁摩町宅野。住宅密集地から僅か300m。こんなところにゴミ処理場を建設してはいけません。



建設反対の理由
何かがおかしい
ずさんな環境影響評価調査
意味のないボーリング位置
「固い地盤」の真実
危険な断面計画図
計画地に不法投棄の可能性
既存の処分場で事故?





建設反対の理由
 
危険な断面計画図


下記が「環境影響評価調査」報告書に記載されている、配置変更後の施設の断面計画図です。

確かに「DM2:風化岩層」の上に据えられているのが確認できます。
中央部やや右に、棒のように立っているのが、BV No.8 のボーリングです。
8mですから、 コンクリートピットのようやく下部に達するぐらいしか掘られていません。

そして、そのコンクリートピットの右角の赤い破線のマークですが、記述があいまいになっています。というのも、このあたりは元の地質調査の範囲から外れてしまっているからでしょう。案とはいえ、実にいい加減なものです。


つまり、これを見ただけでも、急峻な斜面の、しかも軟弱な表土の上に建設する計画となっているのがわかります。
これでは、地下水の作用・地盤の沈下・滑動などによって、施設が破壊する可能性も否定できない、ということになります。

しかし何よりも信じられないのは、大田市が地質調査で知り得た情報を、住民にはいっさい知らせず、「安心だ。安全だ」と言い続けてきたということです。

住民の安全性を無視して強行に計画を進め、このような状況で計画通り実施設計、着工に踏み切るとしたら、まったく言語道断としかいいようがありません。


   計画地に不法投棄の可能性

 
 
Copyright (c) 「宅野の自然と生活環境を守る会」 All rights reserved.