島根県大田市仁摩町宅野。住宅密集地から僅か300m。こんなところにゴミ処理場を建設してはいけません。



私たち宅野住民は、先祖から引き継いできた素晴らしい自然と生活環境を、未来の子供たちのために、守り伝えていく役割と責任があります。







建設予定地
 
建設予定地のこと
■大田市仁摩町宅野




※地図の拡大図はこちらです。

※宅野は韓島や前の浜、津辺に代表されるような美しい自然に囲まれた
  歴史のある町であり、古代より神々の言い伝えも多く残っています。
  このゴミ処理施設候補地にほど近い猛鬼(モウキ)の浜は、かつて
  「神会門(ジンエモン)」と呼ばれ、神様をお迎えする神聖な場所として
  言い伝えられてきました。そこには須恵器などが出土した「猛鬼遺跡」
  もあり、古くからの住民にとっては、釣りや海遊びで子供時代から親し
  んできた 浜です。
※また、世界遺産となった「石見銀山」は、神屋寿禎が宅野の韓島沖
  から光る仙の山を発見したところから始まると言われます。
  この計画が実行されると、海からは巨大なゴミ処分場が目立つこと
  になります。こんな自然景観の破壊が許されていいのでしょうか。


※建設候補地は浜から僅か100mしか離れていないため、コンクリート
  建築には塩害が心配です。
※また、建設候補地には山側から流れ込む水脈があり、雨水が沼になる
  ところもあり、とても軟弱な地盤です。



※拡大図はこちらです。

※建設候補地は宅野の住宅密集地より高い位置にあり、海からの強風に
  より、ゴミ処理時の粉塵や悪臭、有毒ガスが巻き上げられ、住宅地に流
  れ込んでくる可能性があります。
※また、建設候補地は宅野の生活道路に面した場所に予定されています。
  猛鬼(モウキ)の浜への散歩や健康ウォーキングに利用されている道路
  に、年間9600台ものゴミ運搬車が行き来することになります。
 
 
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